新たな林業スタイル

ドローンよる苗木運搬の効率化


林業用ドローンはこれまで重労働だった苗木運搬の効率化と省力化を実現するもので、林業分野で大きな懸案事項となっている再造林時の人手不足や高齢化に貢献するとしている。森林でドローンを使用するために、専用ウインチを搭載、自動切離しフックや共振防止装置を開発したことで、安全を確保しながらも広範囲に渡る作業も効率よく速く進めることができます。

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驚きの運搬量。ドローンを利用すれば重い苗木を担いで何十分も かけて現場を往復することが無くなり、作業効率も大幅に 向上します。作業時間も含めて往復5分程で、最大8kgのコンテナ 苗を運搬できるので、1時間に500本以上を運搬できます。

ドローン専用のウインチ。ウインチで荷物を昇降させることで 機体の動作を最小限にし、山林の複雑な地形に対応することが できるので、山の斜面に囲まれている場所でも機体は安全な 位置でホバリングした状態で目的地点に運搬することが出来ます。

運搬物が着地すると自動的に外れるフック。

カメラの向きを送信機で変えることが可能で、進行方向や 荷下ろしの状態を手元のモニターで確認することができます。

安全に吊り下げ運搬を行うために共振防止装置を開発しました。